屈折異常 近視について
屈折異常とは‥‥‥‥‥
近視、遠視、乱視、老眼などの症状を総称して屈折異常といいます。
眼球に入った光は最初に光を屈折させる凸レンズの役割を担っている角膜を通過し
、水晶体を通ってフィルムの役目を果たす網膜に達します。
この時、見る物の距離に応じて目のオートフォーカス機能を果たしているのが水晶体で、
周囲にある毛様体という筋肉の働きによってその厚みを変えることができます。
近くを見るときは毛様体が緊張し、水晶体が厚くなります。反対に遠くのものを見るときは、
毛様体の緊張がなくなり水晶体は薄くなります。眼のオートフォーカス機能は、この様な仕組みで成り立っています。
屈折異常とは、この目のオートフォーカス機能が何らかの理由で正常に機能しない為に起こる症状です。
近視とは‥‥‥‥‥
近視は屈折異常の一種で、焦点が網膜の手前にある状態で、近い所には眼のピントが合うけれど、
ある一定の距離が離れているものは、ピントが合わなくなり物がぼやけて見える状態です。
近視は、眼軸長(角膜から網膜までの長さ)が正常より長すぎる「軸性近視」か、
角膜・水晶体の光の屈折力が強すぎることによる「屈折性近視」の二つのタイプがあります。
近視の原因とは‥‥‥‥‥
近視になる原因については遺伝や環境(テレビやパソコンの見すぎ。悪い姿勢での読書など)、食生活、外傷、
他の病気によるものなど様々な要因が考えられていますが、現在のところハッキリした原因は解っていません。
親が近視の場合、子供が近視になる可能性は比較的高く、遺伝的な要素が複雑にからんでいると考えられています。
近視の矯正方法‥‥‥‥‥
近視は、眼軸長に対して焦点が網膜の手前にある状態ですから、凹レンズの眼鏡やコンタクトレンズで屈折率を弱めれば、
網膜に焦点を結びはっきり見えるようになります。