色覚異常について
色覚異常とは‥‥‥‥‥
色覚異常には、先天性のものと後天性のものがありますが、そのほとんどが先天性(遺伝性)のものです。後天性のものは、
他の病気に原因があるものがほとんどです。
色覚異常は遺伝によるものが多く、また家系内に色覚異常者がいなくても、突然色覚異常の子供が生まれる場合もあります。
先天色覚異常の分類‥‥‥‥‥
●先天赤緑異常
頻度は男性の20人に1人、女性の500人に1人といわれており、決して稀な症状ではありません。
遺伝形式はX染色体劣性遺伝で、この遺伝形式は発症が男性に多いことを意味しています。さらに細かい分類では
第1色覚異常と第2色覚異常に分けられますが、色の見え方は両者でほとんど差がありません。
見間違えやすい色として、鮮やかでない「赤と緑」、「オレンジと黄緑」、「緑と茶」などがあります。
●先天青黄異常
非常にまれな色覚異常であり、色の見え方は主に「緑が青っぽく」、「黄色が白っぽく」なるといわれています。
●全色盲
極めてまれな病気であり、色覚はほとんどなく、視力低下や、普通の明るさでもまぶしく感じる、
眼球が自分の意志に関係なく振動してしまう等の障害もみられます。
先天色覚異常の検査‥‥‥‥‥
スクリーニングとして仮性同色表(色覚検査表)を用いた検査が行われます。
この検査では色覚異常があるらしいことは判定できても確定診断まではできません。
診断を確定するためには、アノマロスコ−プという特殊な機器を用いて検査する必要があります。また、
色覚異常の程度判定にはパネルD-15テストという検査が行われます。