飛蚊症について
飛蚊症とは‥‥‥‥‥
眼球内には卵の白身に似たゼリー状のものがつまっています。これを硝子体と呼びます。
ところが硝子体が老化やストレスなどの原因で劣化すると、硝子体の中の繊維組織が壊れ、
行き場を失った水の塊が硝子体の中に浮いてしまいます。
この水の塊の中には繊維組織があり、この繊維組織の影が網膜に映り、浮遊物として見えます。
これが飛蚊症の正体です。
この繊維の塊が飛蚊症の原因です。完全に網膜と離れきっていない硝子体が
網膜を引っ張ると、閃光が走ったように感じる症状(光視症)が出現します。
硝子体剥離自体は病気ではありませんが、
網膜裂孔や網膜剥離という病気を引き起こすことがあるので注意が必要です。
飛蚊症自体は完全に消えることはありません。
しかし慣れてくると、普段はその存在に気付かなくなります。
飛蚊症の症状を伴う重大な病気‥‥‥‥‥
飛蚊症を自覚しても問題のない場合がほとんどですが、なかには次のような重大な目の病気の一症状で
あることがあります。
●網膜裂孔・網膜剥離‥‥‥網膜に穴が開いてしまったり(網膜裂孔)、網膜が剥がれてしまった状態(網膜剥離)では、
しばしば飛蚊症を自覚します。
●硝子体出血‥‥‥糖尿病や高血圧、外傷などが原因で硝子体の中に出血することがあります。
出血が軽度の場合は飛蚊症として自覚されることがあります。
●ぶどう膜炎‥‥‥一部のぶどう膜炎では硝子体に濁りを生じるため、飛蚊症を引き起こします。